Pillars of Eternityまったり紀行 第1回

ゲーム

 今回は2015年3月に発売されたPillars of Eternity(ピラーズ・オブ・エタニティ)をまったりと遊んでいきます。Steamで購入して眠っていたゲームです。他にも積みゲーはいっぱいあるのですが・・・。

 Baldur’s Gateとよく似たゲームシステムで各エリアを移動しながら物語を進めて行くゲームです。

 攻略ではありませんので、テーブルトークRPGとしての物語を楽しんで頂ければ幸いです。 また、このゲームは日本語版がないのですが、有志の方が翻訳してくださっているMODを入れています。

キャラクター設定

 まずは、ロールプレイングゲームに欠かせないキャラクターの作成をいたします。

種族
  • 人間 人間は一般的に”民”として称され、ダイアウッド、アードイル帝国、オールド・ヴァイリア、ヴァイリア共和国では最も一般的な種族です。人間はその力と意志の強さで知られています。
  • エルフ エルフは主にエイア・グランファスやホワイト・ウェンズで勢力を誇る種族で、ダイアウッドやアードイルでも一般的な種族です。エルフはその身軽さと知能の高さ、そして孤独を愛する性質で知られています。
  • ドワーフ 多くの土地を開拓し、居住区を作りだす能力で有名なドワーフは、最も見聞が広いことで知られています。一般的にはダイアウッド、ヴァイリア共和国、そして多くの植民地で見かけられています。
  • アーマウア 力の強い種族であるアーマウアは巨躯を誇る種族であり、海辺でよく見かけられます。海洋生物ではないが、水との関わりが強く、ラウタイなどの彼らの文明の多くは海軍を軸に成り立っています。
  • オーラン オーランは最も体格の小さい種族であり、多くの種族は彼らを知的種族と見なしていません。巨大な耳、ツートンカラーの肌、毛深い身体で知られ、主にエイア・グランファスやイクサミトゥール平原、ダイアウッドの一部地域に生息しています。
  • ゴッドライク ゴッドライクは神々に関連する身体的特徴を祝福として備えた知的種族の子です。この特徴は多岐にわたり、不思議な能力を備える事が多く、異様な頭部が彼らに共通する最も顕著な特徴であり、その形状にあう兜を見つけることが出来ないため、ゴッドライクは兜を装備することが出来ません。

 種族だけでもこれだけあり、その種族の中でもさらに分かれています。人間で言えば「牧草地の民」、「海の民」、「草原の民」と分かれており、かなりの数の中から選ぶことになります。

 クラスも11種類ありそこから選ぶことになります。

 ウッドエルフを選びました。特性は4m以上離れた敵に対して、命中力、回避力、反射力にボーナスを得ることができます。

 そこで、クラスはレンジャーにします。盟獣を選ぶことができるのでオオカミを選んで名前を「Alice」にします。  最終的にこんな感じになりました。

ジルデッド・ヴェイルへの旅

 私(Ringo)は、オデマという赤い口髭とたるんだ顎をしている男が仕切っているキャラバンに加わってジルデッド・ヴェイルを目指していた。

 キャンプの火を囲んでいると、キャラバンの主オデマが「全員馬車から離れるんじゃないぞ。特に森には近づくな」と言い、周りを見渡した。

 「とんでもない獣もいるからな」

 そして巨大な石のアーチの奥に開いた洞窟を指さして、「ここには絶対入るな。泥まみれの足跡をつけないように気をつけろ!」と、注意してきた。

 私は、それならどうしてここでキャンプを張ったんだと言いたくなるのを堪えた。

 「ここを抜けるとジルデッド・ヴェイルまでは1日かからない」オデマはそう言うと、今日一日何事もなく過ごせるように何かを心配してるようだった。

 そしてオデマは、私を見て顔をしかめた。

 「ここら辺には毒をもつ虫がいて、たまに刺されることがある。毒が内臓を抜けりゃ大丈夫だが、水を飲まなきゃお陀仏だ」

 なんと、私は毒虫に噛まれていたのか。いつの間に。

 オデマは、水は仲間に取りに行かせるので、整腸剤になるスプリングベリーなるものを取ってこいと言ってきた。

 そういうことか。私はようやく理解した。ここでキャンプを張ったのも自分のせいなのか・・・。

 「カリスカ。カリスカ!」オデマは、カリスカという傭兵を呼んだ。

 カリスカと呼ばれた女性は、自分だけの時を過ごしてるかのように佇んでいた。

 「カリスカ。こいつは、スプリングベリーを取りに行かなきゃならない。死なないように手を貸してやってくれ」

 「保証はできん」カリスカはぶっきらぼうに言った。

 「そんな口を叩く護衛がどこにいる」

 「あの程度の報酬ではな・・・」

 オデマはカリスカをみて苦笑いをして私を見た。「きちんと報酬は払っているから心配するな」と言った。それから纏わりつくような風が吹いたら何もかも捨てて戻るようにと付け加えた。

 私とカリスカは、スプリングベリーを取りに向かった。

 途中ボーダンという旅に慣れていなさそうな貿易商に話しかけて装備を見せてもらった。

 「俺はもともとアードイル帝国の出だが、この辺りで一旗揚げたくてね」ボーダンはそう言って、馬車を見て残念そうな笑みを浮かべた。

 「だが旅の人生ってのは思いがけない試練が起こる。あんたも辺境の民の冷たさは身にしみてるはずだろう。それでも努力していかなきゃならん。だろ?」

 ボーダンはそう言うと、商品を見せた。

 私はアーノルド帝国のことについて彼に訪ねた。

 「かつてのような力は無くなったが、大国であることは間違いない。本土はここから北西にある大陸だが、昔はレッドセラスやダイアウッドを植民地としていたが、500年ほど前にダイアウッドが帝国から独立を勝ち取ったんだ」

 ボーダンはそう言って、キャラバンの連中を見つめた。

 私は商品を見せてくれたお礼を言って、その場を後にした。

 カリスカは、何か買っても良かったのではないかと言ったが、私はお金が無いと答えた。

 スプリングベリーを探して歩いていると、水を汲みに行ったスパルフェルと出会った。

 「水を汲んできてやる。川はすぐそこにあるからな」スパルフェルは、そう言って不敵な笑みを浮かべた。

 しばらく歩くと、ゴツゴツとした岩肌が見えてきた。その岩肌に「アドメス・ライト」というハーブが咲いていた。

 そのハーブの臭いの他に、獣が死んだいるような悪臭が漂ってきた。

 私はカリスカと顔を見合わすと、あたりを注意深く見渡した。

 すると獲物を食べているオオカミもこちらに気づいた。

 カリスカはすでに動き出しており、オオカミに手に持っている松明を振りかざして威嚇していた。

 私は、狩人弓を構えてオオカミに狙いを付けた。

 アリスの攻撃がクリティカルになりオオカミは倒れた。

 オオカミの毛皮を手に入れ、我々は奥に進んだ。

 カリスカが岩の根本を指さして「これだ!」と、言った。

 私は目的のスプリングベリーを採取した。

 それまで無言だったカリスカが声を掛けてきた。

 「お前は、なかなかの腕前のハンターだと聞いたぞ」

 「生きるためにモンスター狩りを生業としてきただけだ」と、私は答えた。

 「ほう、それがなぜこんなところへ?」

 「私は長い間あるモンスターを追っていた。それを狩れば名前は広く知れ渡るはずだったが、ある日そのモンスターが自然死しているのを発見した」

 「星の下に握られていない運命もある。それは変えられない。どう足掻くかを見たいがために、解決できぬ状況に、我々を追い込むが好きな神がいるのかもしれん」

 カリスカは、少し表情を緩めてそう言った。

 私は、彼女も彼女なりの人生を歩んできたのであろうドラマを感じた。

 「私は、レアドリック卿の要請に、いろいろ考えるものがあった私はそれに応じた。お前は他の連中同様、土地を求めて来たのか?」

 「そんなに深く考えてはいなかった」と、私は答えた。

 「それもいいだろう、まずは土地を見て回るといい。だがこの土地に来たということは、それなりの目的があったのだろう?」

 「どこに行っても、今まで通りするだけだ」

 「そろそろ時間もないな、オデマがお怒りかもしれん、戻ろう」カリスカは、そう言ってあるき出した。

 私は、歩きながらカリスカに訪ねた。

 「ダイアウッドについて教えてくれ」

 「歴史についてはよく知らないが、私の知る限り、そこはかつてアーノルド帝国領だった。戦争以後は断絶状態にあるらしいが、地元民は血気盛んな連中が多い」

 しばらく歩いていると、カリスカが不安げに話しだした。

 「私は関わらないようにしていたが、最近奇妙な噂を耳にした。どうも子を産む時におかしな現象が起きているらしい。その数はかなり多く、それも数年続いているとか。事態は悪化する一方だとも。妹がこの地に住んでいる。その妹からもらった手紙になにか不安を抱えているような内容だったんだが、今回は私に来てほしいと書かれていた」

 カリスカは、その理由からキャラバンに参加していたのだ。

 「妹とはもう何年も会っていない。ずっとジルデッド・ヴェイルに住んでいる。だが今回は妹の力になりたい。彼女は・・・その、私よりも素晴らしい人間だ」

 カリスカはそう言って物思いに耽っていた。

 「オデマとは以前も一緒に仕事をしたことがある。いつもはこのルートは通らないのだが・・・おそらく私のためだろう」

 「そうだったのか。確かにここは何やら怪しい感じがする」私は頷いた。

 「スパルフェルが水をきちんと調達するとは信じていない。あいつは好き勝手に行動するタイプだ。川はこっちだろう。一応彼の成果を確認しよう。自分で水を汲んでもいい」

 そう言ってカリスカは、川の方向に進んだ。

 川岸にでると、石で作られた橋が見えてきた。我々はその橋を渡って向こう岸に進んだ。

 すると、スパルフェルの物と思われるバックパックが置かれていた。

 「驚いたな。スパルフェルは狩りに行ったらしい。水袋を置いていくとは、クソ

」カリスカはそう言って、バックパックを持ち上げた。

 私は、川べりにしゃがみ込み水袋を浸して水を汲み上げたとき、視界の端で木々が揺れたことに気づいた。

 林から現れたの人物は、暗がりで殆ど見えなかったがどうやら、スパルフェルらしかった。

 その足取りは奇妙で、かつての軽々しい動きではなく、苦しそうに息を切らせながらふらついている。

 カリスカも気づき、スパルフェルに声をかける。

 「スパルフェル?大丈夫なのか?」

 スパルフェルが岩に躓き前に崩れた。

 その背中には旗のような羽根の付いた矢が突き立っていた。

 「敵だ!」

 カリスカは叫んだ。

 林の中と、橋からグランファーザンのハンターが現れた。

 まずは橋の方から現れた敵を倒すことにした。

 カリスカとアリスと私の3対1だと敵の方が分が悪い。あっという間に倒し、林から現れた敵も倒した。

 「急げ、キャンプに戻るぞ」カリスカは、そう言って走り出した。

 途中グランファーザンのハンターが3人襲ってきた。それも難なく倒しキャンプに辿り着いた。

 キャンプファイヤーの周りには虐殺された旅人たちの遺体が転がっている。

 オデマは馬車の車輪に縛り付けられ、胸から血を出している。

 カリスカは口に手をあて立ち止まった。

 何人かの暗い影が遺体の背中や頭を踏みつけている。

 その中のひとり、顎髭を結んだ男がボーダンの首に血に染まった剣を当てている。もう彼しか生きてはいないのだろう。

 「武器を降ろせ、侵入者め。どうせ負け戦でこの男の命を犠牲にしたいか?」顎髭を結んだ男が言った。

 「なぜ、こんなことを」私は言った。

 「聖地にお前たちは侵入したのだ。侵入者であり略奪者には、我らの復讐の怒りをもって答えねばならん。もう一度言う、武器を降ろせ」

 「信用するな、どちらにせよ皆殺しにする気だぞ」ボーダンが苦しそうな声で言った。

 「武器を降ろせば、全員殺す気だろう」カリスカが言った。

 「どちらにせよ、お前たちは死ぬ。神々が罰を望んでおられるからな」

 そう言って、顎髭を結んでいる男はボーダンの喉元を切り裂いた。

 ボーダンは声もなく痙攣していた。

 顎髭を結んでいる男は、私とカリスカの方に向かってきた。

 顎髭を結んでいる男の他にグランファーザンのハンターが2人いた。

 速攻でグランファーザンのハンター2人を倒すと、顎髭を結んでいる男を一斉に攻撃した。

 カリスカもそれなりの死線を潜り抜けてきた傭兵なのだろう、首領と思われる顎髭を結んだ男にも怯まず向かって行った。

 カリスカの一撃が相手を捉え、顎髭を結んでいる男はゆっくりと地面に倒れ込んだ。

 「我らをお許しください・・・」その喘ぎ声は、ほとんど聞こえなかったがそう言っていた。

 「いいだろう、これも神のご意思だ。覚悟は出来ている」顎髭を結んだ男は、そう言って不思議な笑みを浮かべた。

 すると次第に風が強くなってきた。キャンプファイヤーの火は拭き消え、まるで荒れる精霊のように雷鳴と轟音が鳴り響き、テントは滅茶苦茶になっている。

 「中に入れ、早く!」馬車の車輪に縛り付けられているオデマが叫んだ。その眼はしっかりと開かれていた。

 私とカリスカは、石のアーチが人工的に作られてる洞窟に向かった。

 飛ばされそうになるくらいの強風と、雷鳴が轟いている。

 洞窟の内部に入った瞬間、石のアーチが崩壊し崩れ落ちた。

 間一髪で崩れた石の下敷きになるのを免れた。

 「死ぬところだった」カリスカは息を弾ませながらそう言った。

 私は、アリスと共に地面に座り込んでいた。

 引き返すことはできなくなってしまった。オデマが近づくなと警告していた古代の遺跡であることは分かった。私は、カリスカとアリスと共に奥に進むしかない状況に半ば絶望を感じていた。  

To be continued

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