
今回おすすめするのは、Netflixオリジナルドラマ「マリアンヌ-呪われた物語-」です。
フランス産のホラードラマになります。全8話です。
1話目で驚かせられます。正当なホラーで、雰囲気で怖さを表現しています。
フランスは日本文化に好意的な国ですが、前半のホラー的な見せ方や、後半の少々アニメチックな展開は日本ウケしそうです。
プロットは古典的な感じはしますが、正統派ホラーで観る人を引きつける謎で次がどうなるのかが気になります。ただ音楽はたまに、なんか間の抜けた曲がかかります。
また、監督の好みなのか、ところどころコミカルな演出もあります。ホラーなのですが、ここは笑うところなのか?と思ってしまいます。
主人公の行動や仕草については、賛否があるかもしれません。これは観てご自身で判断していただけたらと思います。
個人的にはアシスタントのメガネをかけた女性が良かったです。
Netflixの良いところは、色んな国のドラマがみれて、知らない文化に触れたり、知らない景色が見れられるところです。エルデンというのは架空の街みたいですが、撮影はフランス国内でされているそうです。フランスの街並と海のある景色と雰囲気がなかなかドラマにマッチしています。
あらすじ
主人公のエマ・ラシモンは小説家で、自身の実際にみた夢の中に出てくる魔女マリアンヌを題材にホラー小説を書いていました。ある日、自分の住んでいた街の同級生が、「母親が自分がマリアンヌだ」と言っていると訪ねてきて、目の前で自殺してしまいます。
そこからエマの周りで小説と同じような奇妙なことが起こり始めます。
話が前後しますが見てるうちになるほどとなります。最終的に伏線もきちんと回収してくれます。
マリアンヌ
「マリアンヌ」は、ドラマに出てくる主人公が夢で見た魔女です。
詳しい内容はネタバレになるのでここでは書きませんが、ホラー映画に出てくる敵役として結構インパクトがあります。
最初にコミカル演出があると書きましたが、実はこの「マリアンヌ」の設定も少々コミカルになっています。ネタバレになりますが、実は名前を呼ばれると返事をしてしまうのです。嘘が付けないんですね。なんとなくコミカルな感じです。そうはいってもとんでもない化け物なんですけどね。
これまでも、フレディーやジェイソン、貞子といったホラー界で有名な殺人鬼が出てきますが、このドラマのマリアンヌもそれらと比べて遜色ありません。
そうは書いていますが、実はそれよりもインパクトのある人物が前半に出てきます。
1話目から出てきますが、その演技に度肝を抜かれ「マリアンヌ」を食っている感もあります。見ていただければすぐにわかります。
Netflixオリジナルのため、Netflixでしか見られないというのが勿体ない感じすらいたします。
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