
新型コロナウィルス感染者の数が増えてきて心配ですが、休みはゆっくりで家で映画でも観ましょう。
今回おすすめする映画は、2009年公開ヴェラ・ファーミガ主演のサイコ・スリラー映画「エスター」です。
有名な映画ですので、観られた方も多いかもしれません。
まだ観られていない方は、できればネタバレなしで観てください。幽霊などは出ませんが、とても怖い映画です。
あらすじ
3人目の子どもを流産で亡くしたケイト・コールマン(ヴェラ・ファーミガ)は、元アルコール依存症で、子どもを亡くした悪夢に悩まされ情緒不安定になっていました。息子のダニエル(ジミー・ベネット)と妹のマックス(アリアーナ・エンジニア)がいますが、夫のジョン(ピーター・サースガード)は彼女の心の隙間を埋めるため、9歳の少女エスターを養女に迎える事を決めます。
ケイトの娘マックスは、聴覚障害を持った役どころですが、とても可愛い演技をしていますが、実際に聴覚障害を患っているそうです。
ケイト・コールマン役のヴェラ・ファーミガは、Netflixおすすめ映画 #9 死霊館でご紹介していますがジェームズ・ワン監督の映画にも主演しています。
この「エスター」も実際にあった話を参考に作られていると言われていますが、ご自身で是非観て確かめて欲しいです。観終わった後、エンディングを観ながら映画で語られない部分を想像してもっと怖くなります。
サイコパス
人間の感情や、心理的な状態を逆手に追い込んだり、上手く人をコントロールして操ったりします。
サイコパスについて、犯罪心理学者が以下のように定義しています。
- 良心が異常に欠如している
- 他者に冷淡で共感しない
- 慢性的に平然と嘘をつく
- 行動に対する責任が全く取れない
- 罪悪感が皆無
- 自尊心が過大で自己中心的
- 口が達者で表面は魅力的
精神障害の一種だそうですが、精神病と健常の中間状態だそうです。
サイコパスな人から身を守る方法は、「世の中には人の心を持たない人がいる」という事を理解しなければなりません。そうしないとサイコパスのペースに惑わされて自分自身が相手に壊されてしまいます。
サイコパス全ての人が、人に危害を加えるわけではないようですが、そういう人がクラスに一人、会社にも何人かいるそうです。そう聞くと、少ないことはありませんね。そんな身近にいるかもと思うと少しゾッとします。
続編
エスターの続編制作が2020年2月に発表されています。
前作から11年経っていますが、エスター役は今回と同じイザベル・ファーマンが演じるそうです。
今回ご紹介した「エスター」の前日譚だそうですが、現在23歳になったイザベル・ファーマンがどう演じるのか大変興味深いです。
このコロナ禍で撮影がどうなっているのか気になりますが、2021年公開予定とのことです。
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