
2020年10月8日現在Netflixで視聴できる映画になりますのでご了承下さい。
2008年公開の韓国映画です。
韓国で起こった実話をベースに作られています。猟奇殺人事件を扱っていますが、殺害シーンよりは格闘シーンの方が生々しく、「チェイサー」という題名の通り犯人を追い詰めていく映画です。
哭声/コクソン
「チェイサー」は、ナ・ホンジン監督の長編デビュー作になりますが、2016年に「哭声/コクソン」というホラー映画を撮っています。
「アウトブレイク」などに出演している國村隼が出演しています。かなり重要な役として出演していますが、最後まで何者なのかが分からない不気味な役です。
韓国の村で起こる惨殺事件に、國村隼扮する謎の日本人が関わっているのではなかと、地元の警察は捜査を始めますが、徐々にオカルトじみた展開になっていきます。
たいへん面白く最後まで観る人を惹きつける作品ですが、現在Netflixでは視聴できません。
実話
「チェイサー」は、2003年に起こった「ソウル20人連続殺人事件」をベースにしているそうです。
犯人が逮捕されるまで、富裕層や高齢者や風俗嬢など20人が殺害されたそうです。
犯人のユ・ヨンチョルは、人肉愛好家で少なくとも20人中11人の内臓を食べたと言われています。
ポン・ジュノ監督の作品で「殺人の追憶」という映画がありますが、これも1986年に発生し10人の被害者をだした「華城連続殺人事件」をモチーフにしています。この映画もなかなか捜査が進展せずイライラする様を上手く描いています。「チェイサー」も、映画を観ていると警察の無能ぶりに、かなりイライラさせられます。
また「カエル少年失踪殺人事件」という未解決事件を扱った映画もあります。これも現在Netflixでは視聴できません。
1991年3月26日、大韓民国大邱(テグ)の城西(ソンソ)国民学校に通っていた5人の小学生が行方不明となり、11年後の2002年9月に少年のものと思われる白骨死体が見つかります。
検死の結果、事故や遭難などではなく何者かによる他殺と判明します。
カエル少年というのは、5人の小学生が最後に言った「カエルを捕まえに行く」という言葉から、そう呼ばれているそうです。
2006年に公訴時効を迎えていますが、映画は事件の謎に迫っています。
Netflixでの配信終了
記事の中でご紹介している作品について、以前は視聴できていましたが、今は視聴できないものがあります。
色々、大人の事情で映画の配信が観られなくなっていますが、Netflixオリジナルでない映画は、いつ視聴できなくなるか分かりませんので、観られるうちに観ておくことをお勧めします。
管理人も後で観ようと思っていたら、観られなくなっていたってこともあります。
Netflixのサイトでも「Netflixで翌月配信終了になるドラマについては、お客様がコンテンツを見逃すことのないよう、さまざまな場所にメッセージを表示しています。現時点では、Netflixで配信終了になる映画についてはこの対応を行っていません。」と記載されていますので、映画の場合観たい時に観れないといったことが起こります。
「欲しいと思った時に買わなくて、後で買おうと思ったら売り切れていた」と、言うことがありますが、見つけた時が買い時です。
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