
ジャームズ・ワン監督
今回ご紹介するのは、実際に起こった事件を扱ったホラー映画の「死霊館」です。監督は「ソウ」や「インシディアス」を撮ったジェームズ・ワン監督です。※2022年6月25日現在視聴できますが、視聴できなる可能性もありますのでご了承ください。
「ソウ」は、自らリー・ワネルとソウの企画を持ち込んで映画化を勝ち取り、低予算で作成しヒットした話は有名です。
この「死霊館」は、超常現象やオカルトを題材にした映画で、「ソウ」シリーズとは異なり残酷な描写は無く、アメリカでは「Supernatural horror」に分類されているそうです。
王道のホラー映画で、くるぞくるぞってわかっていても怖いです。Netflixで見てる時は止めても構いませんので安心してみてください。
実際に起こった事件というだけでも怖いですが、ワン監督は「インシディアス」もそうですが、人が怖がるツボをよく心得ています。
超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻
この映画のモデルになった超常現象研究家の夫妻です。
夫のエドをパトリック・ウィルソンが演じています。「インシディアス」にも出演しています。
妻のロレインをヴェラ・ファーミガが演じています。「エスター」に母親役で出ていました。
共に、このあとシリーズ化された映画にも出演しています。
ウォーレン夫妻はかなり有名な心霊研究家だそうですが、個人としての情報はほとんど分からないそうです。
この夫妻は映画にも出てきますが、事件で扱った因縁物を集めています。
「最恐映像ノンストップ」という番組で、因縁物を集めている人が出ていましたが、その方は心霊現象を求めて因縁物を集めていると言っていました。
その方が集めている物はといえば、1985年にイギリスで奇妙な火災が頻発し、火災が起こった家には必ず一枚の絵がありました。その絵は「泣く少年」と言われる複製画で、火事にあった人たちがその絵が原因だと言い出し、それを持っていた人たちが持ち寄り焼却したという曰く付きの絵や、帝銀事件の犯人にされた死刑囚の無実を訴えた手紙(無念さが篭ってそうです)、謎の幽霊が描かれている掛け軸(この掛け軸を手に入れてから毎年一人知り合いや親族が亡くなっているそうです)、孤独死した老人が隠し持っていた市松人形(なぜ隠していたのか気になります)など100点以上持っていました。
ウォーレン夫妻も、10,000件以上の事件を調査し、数々の因縁物を保管しています。「オカルト博物館」と言われているそうです。映画のように不気味ではありませんが、有名なアナベルの人形もあります。YouTubeにも動画がありますので、興味がある方は「オカルト博物館」で検索すると出てきますが、他の怖い映像もでてきますのでご注意ください。
下の写真は博物館に保管されている実際のアナベルです。

The Conjuring
原題です。直訳すると手品と出てきますが、よくRPGでコンジュラーとかありますが、魔術とか奇術とかそういう意味なのでしょうか。
- ⑤『死霊館』(2013)○
- ③『アナベル 死霊館の人形』(2014)
- ⑦『死霊館 エンフィールド事件』(2016)
- ②『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)
- ①『死霊館のシスター』(2018)
- ⑥『ラ・ヨローナ~泣く女~』(2019)○
- ④『アナベル 死霊博物館』(2019)○
※○が付いてる作品は9月12日現在Netflixで視聴できます。
作成された年代と実際の物語の時系列は若干違います。「死霊館」でアナベルの話が出てきますので、アナベルは死霊館よりも前の話になります。題名の前の番号が時系列順となっています。
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