
今回おすすめするのは、Netflixオリジナルのクレジットのあるドラマ「カピタニ」です。
フランス、ドイツ、ベルギーに隣接した小さな国ルクセンブルクが舞台のドラマです。

シーズン2が2022年7月8日から配信されています。
あまり馴染みのない国ですが、景色はとても綺麗です。国土は神奈川県ほどの広さで人口は60万人ほどだそうです。公用語はルクセンブルク語だそうですが、ドイツ語、フランス語も使われています。小国であるがため近隣諸国との行き来が容易で、犯罪の流入も容易で特に薬物犯罪が問題になっているそうです。
シーズン1の舞台はちいさな村ですが、村人の印象は日本もあまり変わりないですね。人々の動きは筒抜けで、噂はすぐに広がります。
シーズン1(全12話)
1話30分程度ですのでサクッと見ることができます。
ルクセンブルクの小さな村で15歳の少女が死体となって発見されます。都会からやってきたカピタニは地元の警察官エルザ・ライや警察官ジョー・モレスらと事件の捜査を開始します。
まだ新米のエルザは、カピタニの自己中とも取れる捜査方法に振り回されながら、どんどん事件にのめり込んで行きます。
このシーズン1での事件自体はシーズン2とは関係ありませんが、登場人物は深く関わってきます。
特に、なぜカピタニがこの村に来ていたのか?というのは重要です。
地元の警察官エルザやモレスは、よそ者のカピタニから偉そうに指示されることに反発もしていましたが、次第にカピタニを信頼しだします。
最初はカピタニという名前と刑事の威圧的な態度にとっつきにくい感じを抱いていましたが、見ていくうちにカピタニがハードボイルドっぽいことに気づき引き込まれました。
北欧の推理もののような推理に重点を置いた刑事ドラマだと思っていたら、シーズン2ではガラッと変わります。
シーズン2(全12話)
カピタニは冒頭、娼婦から行方不明の同僚の捜査を依頼されます。
シーズン1の終わりから、ある程度想像はしていましたが、シーズン2では元刑事になっています。探偵にでもなっていたのでしょうか。その辺の描写は全くありません。
その後、その娼婦のいる元締め組織の用心棒みたいなことを始めます。
ここから先はネタバレになるので控えますが、シーズン1に出てきた、カピタニの弟子のような存在だったエルザ・ライも出てきます。
カピタニはシーズン2で自分の過去と対峙しますが、いろんな場面で心が揺れ動きながらも、依頼者の依頼に答えていく姿は古き良き時代のマーロウやスペンサーのような探偵を彷彿とさせます。
ドラマの題名で、ん?となっている方で、ハードボイルドや推理物が好きならおすすめです。
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