Netflixおすすめ映画 #39 ヤーラ

Netflix

 今回おすすめするのは、Netflixオリジナル映画「ヤーラ」です。

 2010年、イタリアで実際に起こった事件をもとに作られています。

 上映時間は96分とサクッと見られるのもいいですね。

ヤーラ・ガンビラジオ誘拐事件

 実際の事件は2010年、ミラノ隣町の人口約7,000人のブレンバーテ市で事件は起こります。

 帰宅途中のヤーラ・ガンビラジオ当時13歳の少女が行方不明となり、地元でも有名な新体操の選手で有望視されていたため、この事件は瞬く間にイタリア全土へ知れ渡り国中が注目することとなります。

 失踪から3ヶ月経ち、最悪の結果となってヤーラは発見されます。死体は全身を刃物の様なもので刺されていました。

 地元警察は威信をかけて犯人逮捕の捜査を開始します。

 唯一の手がかりは、ヤーラの服についた犯人のものと思われる血痕でした。すぐさまDNA鑑定にかけられます。

 そこから前代未聞の捜査が開始されます。

 町の住人全員にDNA型鑑定に協力を求めたのです。

 この事件の話を全て書いてしまうと、とんでもなくネタバレになってしまうのでこの辺りにしておきます。

 実査には男性の警官が捜査にあたっていたそうですが、ドラマでは女性の検事が捜査にあたります。「ドラゴン・タトゥーの女」を少し彷彿とさせます。女性自身が女性のために立ち上がる設定にしたかったのかもしれません。

DNA型鑑定

 デオキシリボ核酸 (DNA) の多型部位を検査することで個人を識別するために行う鑑定です。犯罪捜査や親子関係などの血縁の特定に応用されています。

 ある人間のDNA型が別人と一致する確率は4兆7千億分の1と言われています。

 日本では1985年に初めて捜査に実用化されました。それ以降いろいろな事件でDNA型鑑定が使われています。

チェイス

 Amazonプライムで配信されている本田翼主演のオリジナルドラマです。

 北関東で実際に起こった「足利事件」を取材したノンフィクション小説に似ていたことと、遺族からの許可を得ないまま配信したため最終話がしばらく配信されませんでした。現在は配信されています。

 1990年5月12日栃木県足利市のパチンコ店の駐車場から女児が行方不明になります。

 翌13日朝、近くの渡良瀬川の河川敷で女児の遺体が発見されます。その後、女児の下着に付着していた体液のDNA型と一致した容疑者が逮捕されますが、当時のDNA鑑定の技術では1000人に1.2人の確率で、別人であっても同じ型が現れる程度の精度でした。そして、2009年DNA型の再鑑定が行われ、一致しないことが明らかになりました。

 この同時期、群馬県と栃木県の県境ではこの事件を含め4件の女児が死亡し1人が行方不明の計5件の事件が発生しています。「チェイス」では、冤罪をはじめそれらの事件も含めてドラマ化しています。

 非常に痛ましい事件ですが、実際にこれらの事件の時効が成立し未解決のままになっているというのも非常に恐ろしいことです。

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