Netflixおすすめドラマ #36 ザ・サーペント

Netflix

 今回おすすめするのはNetflixオリジナルドラマ「ザ・サーペント」です。

 1970年代に東南アジアを中心に起こった連続殺人事件を描いたサスペンスドラマです。

 ドラマの構成は現在と過去を行ったり来たりしますが、話はすぐに繋がりますので混乱することはありません。

 犯人のシャルル・ソブラジは実際に何人殺害しているのか詳しいことは分かっていないそうです。

 ドラマでは、犠牲者の家族に配慮して一部名前が変更されています。

 当時サイコパスという言葉があったのかわかりませんが、まさにサイコパスです。自分の欲のためには何でもする。以前ブログにも書きましたが「シャロン・テート事件」のチャールズ・マンソンも言葉巧みに人を操っていますが、この「ザ・サーペント」の犯人シャルル・ソブラジもチャールズ・マンソンと同じく育児放棄にあっているそうです。

 ※こちらでもシリアルキラーについて書いています。

あらすじ

 1970年代は日本でも海外旅行が一般化してきた時代です。

 タイのオランダ大使館で書記官をしていたヘルマン・クニッペンバーグ(ビリー・ハウル)のもとに行方不明者の捜索願いが届きます。オランダからの若者男女2名の旅行者が行方不明になったというのです。上司からは地元警察の仕事だと一蹴されますが、ヘルマンは独自に捜査を始めます。そして怪しい宝石商が浮かび上がってきます。

シャルル・ソブラジ

 1944年にサイゴンでインド人の父とベトナム人の母との間に生まれます。その後両親は離婚し、母親に育てられることになりますが、母親はフランスの軍人と再婚し子どもが生まれ、二人の間に生まれた子どもを可愛がり、シャルル・ソブラジはネグレクトされて育ちます。

 一家がパリに移住した時シャルルは9歳だったそうです。

 肌の色が黒かった彼はそこで差別まで受けます。

 ここからはお約束のように素行も悪くなり、警察に捕まることも幾度もありました。

 チャールズ・マンソンも同様な少年期を送っています。

 その後の話は、ドラマで描かれていますが1982年に終身刑が言い渡されています。

 シャルルは、言葉巧みに旅行に来ている若者に近寄り、犯罪を繰り返しています。

 ドラマでは、サイコパスのように顔色ひとつ変えずに嘘をつき人を殺めます。そして人をコントロールする術も身につけています。しかし、シャルルは何度も警察に捕まっています。その度に脱走していますが、時代がそういう時代だったのかもしれません。

 ドラマは全8話ありますが、8話の最後で実際の写真と、登場人物が現在どうしているのかが流れます。

北九州監禁殺人事件

 日本でも言葉巧みに人を操り、何人も殺害した連続殺人事件は起こっています。

 2002年に発覚した北九州市小倉で起こった監禁・連続殺人事件です。

 詐欺と脅迫で指名手配を受けた男Xは、内縁の妻Bと共に知人の男性を虐待し殺害、その家族を呼び寄せ監禁し、家族間で殺させ死体の処理までさせた非常に痛ましい事件です。

 園子温監督が「愛なき森で叫べ」で、この事件をモチーフにNetflixで映画化とドラマ化しています。

 Xは、少年期成績は優秀で記憶力も非常に良かったといいます。

 中学の時には弁論大会にも出場し、理路整然と語る上手さを既に身に付けていたといいます。

 詐欺をするにはそれなりに相手を騙す才能と、商売に長けた商才が必要になりますが、シャルル・ソブラジにしてもXにしてもそういう才能があったのかもしれません。

 それが良い方に使われなかったことは、とても悲しいことです。

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