Netflixおすすめ映画 #25 影裏

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影裏

 今回おすすめする映画は、2020年2月に公開された「影裏」です。原作は沼田真佑のデビュー作で芥川賞を受賞しています。

 監督は「るろうに剣心」シリーズの大友啓史で「ミュージアム」や「3月のライオン」も撮っています。綾野剛と松田龍平共演のヒューマンミステリーで、監督自身の出身地岩手県が舞台です。 大河ドラマだと「龍馬伝」の演出でも有名です。

 2021年3月20日現在Netflixで視聴できる映画となっていますのでご了承ください。

あらすじ

 岩手に転勤してきた今野(綾野剛)は、慣れない土地で知り合った日浅(松田龍平)と酒を飲んだり、釣りをしたり次第に心を許していきます。しかし、日浅がある日突然何も言わず会社を辞めてしまいます。

映像表現

 映画の中でクドクドと説明する場面がほとんどありません。表情や映像、会話の中で補完していくことが求められる映画です。

 展開は珍しいものではなく、よくある話ですので、観ながらこうなるのかなと予測しながら観る事ができます。

 題名も気になりますが、途中の展開は映画の中で日浅が話す言葉を象徴しています。

サスペンス

 猟奇殺人事件を扱った「ミュージアム」も大友監督が撮っていますが、サスペンス色が濃い作品もあります。

 原作の意図とは違っているかもしれませんが、少々ネタバレになりますがサスペンスとして見た方が非常に面白いと思います。

 そうなると設定で、これはいるの?というところがありますが、実際サスペンスでは無いので仕方ありませんね。

 この原作がサスペンスを意識して書かれたものだと芥川賞ではなくて直木賞を受賞していたかもしれません。

 この映画は134分あります。この記事を読んで見てみようと思って頂いた人の134分を無駄にはしたくありませんが、100人いれば、100通りの見方があって然るべきだと思います。この映画はそんな映画だと思います。

 色々と考えながら見るのが好きな人には向いている作品だと思います。

 最適解を映画の中で述べていないので、自分なりにこういう事なのかと答えを導き出して見ないといけません。観る人の感性で映像をみて、感じた事が正解なのかもしれません。

 観た人と、これはこういう事なのかな?といった会話は弾むかもしれませんね。

 Netflixのようなサブスクの良いところは、面白く無いと思ったら観るのを辞めて次を探せるところです。

 とはいえ、これからも観る人の時間を無駄にしないような作品をご紹介していきたいと思います。

※敬称は略して掲載しています。

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