フィンランド
今日はステイホーム期間中MacBook Proで見たドラマの感想を書きたいと思います。

ネタバレはあかんで

わかってまんがな
今回紹介する「ボーダータウン 犯罪が眠る街」はNetflixオリジナルドラマです。15歳未満の未成年者の視聴は推奨されていませんのでご了承ください。

舞台はフィンランドのラッペーンランタと言う街です。

あまり馴染みなの無い北欧の国です。ラリーに興味がある人はフィンランド出身のレーサーで「なんとかネン」という名前を聞いたいことがあると思います。ドラマでも同じ様な名前が沢山出てきます。
フィンランドはスウェーデン、ノルウェー、ロシアに囲まれた国です。
ロシアのサンクトペテルブルクが近く、ドラマでも時折出てきます。
ドラマの言語はフィンランド語で、ドラマの中で「キートス」と言う言葉をよく聞きます。意味は「ありがとう」らしいです。
北欧の推理小説は面白いものが沢山ありますが、「特捜部Q」と言う刑事物のシリーズはデンマークの小説で映画にもなっています。また「ミレニアム」という小説も映画になっていてスウェーデンの小説です。共に管理人の好きな「ハヤカワミステリー文庫」から出ています。
推理物
刑事物のドラマでも、アクション物や推理物と色々あります。この「ボーダータウン 犯罪が眠る街」は推理物です。
- カリ・ソルヨネン(主人公・重犯罪特別捜査チームSECRI刑事)
- ポーリーナ・ソルヨネン(カリの妻)
- ヤニナ・ソルヨネン(カリの娘)
- リナ・ヤーコラ(ロシア連邦保安庁(FSB)諜報員)
- カティヤ・ヤーコラ(リナの娘)
- タイナ(重犯罪特別捜査チームSECRI 班長)
- ニコ・ウシタロ(重犯罪特別捜査チームSECRI 刑事)
- ロバート・デガーマン(市長・ポーリーナの元恋人)
この他にも登場人物は沢山出てきますが、まずはこの人たちを抑えておきましょう。物語を通してほぼ毎回出演しています。
最初に推理物と書きましたが、主人公のカリが記憶術捜査というのを披露します。彼なりのルーティンがあり、それをすることによって記憶を読み覚まし推理をしていきます。
元々フィンランド国際捜査局(NBI)の捜査官たっだカリは、ポーリーナの病気を気遣い、ポーリーナーの故郷へ戻ってきて地元の警察に再就職します。
刑事という仕事柄家族と過ごす時間が不規則だったためにずっと葛藤していたカリは、田舎の警察なら家族と過ごす時間が作れると思っていました。
ところが、彼が赴任して早々二日で死体が2体
そこから、カリは仕事と妻の病気や家族と過ごす時間を両立させることの難しさに悩んでいきます。
オムニバス
話はオムニバス形式で、2〜3話ほどで事件は解決します。
しかし、バックボーンには、ラッペーンランタという街の支配者デガーマン一族、妻ポーリーナの病気、娘、そしてロシア連邦保安庁(FSB)諜報員リナとその娘、彼等の過去や現在の話が並行して進んでいきます。
何話か前の話が事件と関係したりすることもあります。
フィンランド人の聞き慣れない名前ばかりなので覚えるのが大変ですが、しっかり観ていないと、何でこいつの所に尋問に行ってんだ、なんてことになります。

それ、自分のことやろ😒
カリは記憶を辿って推理をします。その記憶はドラマを見てる我々にもカリの捜査を通じてさりげなく見せてくれています。伏線は貼ってくれていますが、なかなかカリの推理に近づくのは難しいです。
カリ・ソルヨネン
このドラマの主人公です。
いいパパでもあります。
しかし事件となると没頭してしまいます。
自分でもわかっていますが、後で気づいて後悔をします。
たまにオヤジギャグぽいことを言いますが、娘にあしらわれてしまいます。
難事件を解決しますが、家での立場決して良くはありません。
特に妻ポーリーナの病気に関しては、仕事との葛藤が常にあります。
彼の人を観察する鋭い眼を、自分の家族に向けることもありますが、刑事としての自分を出さない様にするために、言いたいことを躊躇ってしまう事さえあります。
ドラマを見ているうちに、世の中のサラリーマンたちは必ず共感を覚えるはずです。
国は違えど、世の中のオヤジ達は同じだと。
頑張れ!カリ・ソルヨネン

まだまだ、面白いドラマは沢山ありますので、これからも色々と紹介したいと思います
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