Netflixおすすめドラマ #26 横溝正史シリーズ

Netflix

 今回おすすめするのは、古谷一行演じる金田一耕助の連続ドラマ「横溝正史シリーズ」です。

 2021年4月17日現在Netflixで視聴できるドラマになります。

 1977年TBS系列で放送されていた連続ドラマで、第2シリーズまであります。

 原作のボリュームによって話数が変動しています。

 映画「獄門島」の記事内でドラマ版を配信してほしいと書いておりましたが、漸く今回配信されました。まだ全てではありませんので、今後順次配信されるものと思われます。

見られる作品

作品(放映順)
  • 三つ首塔:小説は、主人公の女性の回想をメインに書かれており、金田一耕助の描写は少なくなっていますが、ドラマは金田一耕助が最初から登場します。
  • 悪魔が来たりて笛を吹く:密室殺人を扱っており、金田一耕助役を西田敏行が演じて映画にもなっていています。
  • 獄門島:以前映画を紹介したことがありますが、見立て殺人を扱った金田一シリーズでも屈指の名作です。本陣殺人事件の次に書いたのが獄門島で、その後金田一耕助シリーズに繋がっていきます。
  • 仮面舞踏会:昭和35年の軽井沢が舞台で、比較的新しい時代の話で、本格的な長編推理ものです。
  • 夜歩く:「悪魔の手毬唄」にも登場する岡山の鬼首村が舞台で、「八つ墓村」「悪魔の手毬唄」と合わせて横溝正史の岡山3部作とも言われています。
  • 女王蜂:これまでに映画化2回、ドラマ化5作品が作られています。その割には横溝正史自身はこの作品をベスト10に入れるのは躊躇すると語っています。
  • 仮面劇場:原作は探偵由利麟太郎が活躍しますが、ドラマは金田一耕助に置き換わっています。原作者の了承を得て脚色したらしいです。由利麟太郎は横溝正史が金田一耕助よりも前に登場させていた探偵ですが、2020年6月から吉川晃司が演じてドラマ化されています。
  • 迷路荘の惨劇:横溝正史は、短編を加筆、修正して長編にすることがよくありますが、この作品も「迷路荘の怪人」を改稿したものです。またよくあるプロットに数十年前の事件が関連しているというのがありますが、「女王蜂」「悪魔の手毬唄」など同様この事件も関連してきます。

金田一耕助

 横溝正史の推理小説に登場する探偵です。

 風貌はスズメの巣ようなボサボサの髪型で、人懐っこい笑顔が特徴。ヨレヨレの羽織、袴を組み合わせ、お釜帽、そして下駄を履いています。ドラマではそのまま再現されていますが、映画ではスーツを着た金田一耕助などもありました。

 推理方法は、色々な証拠や事件に絡む人脈を紐解き、推理をしていきます。指紋や殺害方法などの科学的な証拠は警察に任せ、そこから得た情報を基に推理をしていますが、自分の確証が持てるまで犯人像を明かさないため、しばしば犠牲者が増えてしまいます。「獄門島」も依頼者に3人の妹を殺されると言われて島に向かいますが、結局3人とも殺されてしまいます。

 Netflixで視聴できるドラマ「ベイカー街探偵団」でもホームズは極度のアヘン中毒になっていますが、金田一耕助もアメリカに滞在時に麻薬に手を出しています。これは横溝正史がシャーロック・ホームズに倣ったと言われています。

エンディング曲

 横溝正史シリーズのドラマのエンディング曲を歌っているのが、「茶木みやこ」という歌手です。

 シリーズⅠ「まぼろしの人」とシリーズⅡ「あざみの如く棘あれば」という曲で、共にこの方が作曲されています。まだ音楽活動もされているようです。

 非常に哀愁の漂ううたで、声質も独特で、エンディングの金田一耕助の映像とも合っていて毎回エンディングを見てしまいます。

 是非、飛ばされかかるのを阻止して見て下さい。

※敬称は略して掲載しています。

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