
ガンプラ作成の第三回目です。
1stガンダムでも人気のランバ・ラルが搭乗する「HGUC グフ」を作ります。
ザクⅡの格闘能力を強化した改良型ですが、青い機体で角が付いた肩パッドが特徴です。
メカニックデザインは大河原邦男によるもので、モビルスーツの生みの親ですね。すらっとしたロボットが主流の時代に、あのフォルムを描いたセンスはすごいと思います。
今回も、素組みでスミ入れとつや消しを使っています。つや消しを塗布するだけで質感がよくなるので簡単に組み立てる時はオススメです。



初塗装
素組で放置していたグフですが、その後初塗装に挑戦しました。
筆塗りです。
トップコートのつや消しを吹きすぎて、白い溜まりができていたので消し、繋ぎ目の処理もタミヤセメント(流し込みタイプ)を使って消しました。




下地に黒を塗って暗い感じにしようとしましたが、その塗料が水性だったため、その後に塗ったアクリル塗料が黒を侵食してしまい大失敗の感がありました。塗る際の塗料の種類は要注意ですね。初挑戦でしたので勉強になりました。
そこで誤魔化すためにウェザリングにも挑戦して、わざと汚れた感じをだし、塗装が剥げて銀色が出ているようにしてみました。

初挑戦でしたので塗り忘れや、色々失敗がありましたが、次回のザクⅡも塗装に挑戦したいと思います。
ランバ・ラル
ランバ・ラルは、ジオン・ズム・ダイクンの遺臣ジンバ・ラルの息子で、ドズル・ザビ直属の部隊を指揮している大尉です。
シャアの過去を描いた「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」でも出てきますが、生粋の職業軍人で「武士道と云ふは、死ぬ事と見付けたり」を地で演じました。
アムロに「僕は・・・あの人に勝ちたい!」と成長するキッカケを与えた人物でもあります。
最後ランバ・ラルはホワイトベースに対して白兵戦を仕掛けます。そこでシャアの妹セイラ(アルテイシア・ソム・ダイクン)に出会います。
「このランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた」その時に言った言葉です。渋いですね。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
ランバ・ラルとセイラの関係が描かれているのが「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のシャア・セイラ編です。
U.C.0068、独立運動の象徴であったジオン・ズム・ダイクンが、議会で対連邦重要演説中に急死します。人々はダイクンの突然の死に衝撃を受け、政治は求心力を失い混乱してしまいます。そして共に同志として独立運動を支えてきたザビ家一派とラル家一派の権力闘争が始まります。ダイクンの死についてザビ家は「連邦による暗殺説」を流布し、ラル家は「ザビ家による暗殺説」を流布しました。
キャスバル(シャア)とアルテイシア(セイラ)の幼い兄妹は、父の死を理解し悲しむ暇もなく参列した葬儀からの帰路、半ば暴徒と化した群衆に襲われますがランバ・ラルに助けられます。
ラル家ではキャスバルとアルテイシアを守りきれないと思ったランバ・ラルは、クラウレ・ハモンらと地球に逃がす算段をします。こうして母親アストライアを残して、キャスバルとアルテイシアは地球の資産家テアボロ・マスの養子として迎えられ、エドワウ・マス、セイラ・マスと名を変えて育つことになります。これがシャア・セイラ編ですが、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、この後もキャスバルが赤い彗星になるまでがアニメ化されています。
シャアが名を上げたルウム戦役では、黒い三連星なども出てきて、戦闘シーンのモビルスーツを見るだけもワクワクします。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を観て「機動戦士ガンダム」を観るのもいいですね。
次回は、ザクⅡ THE ORIGIN版を作成いたします。通常のザクと違ってディテールが上がっていてカッコいいデザインですね。

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