
パッドでレースゲームを遊んでみたシリーズですが、今回は延期することなく無事発売されたグランツーリスモ7(以下:GT7)プレイしました。
25周年アニバーサリー

25年も経っているのかと今更ながら驚きですが、ライセンスのゴールドを目指し、ダッチパイパーやグリフィスといった癖のある車に泣かされたのを思い出します。

グランツーリスモでニュルブルクリンクというコース知りました。とんでもなく長いコースでいくつものブラインドコーナーがあるとても難しいコースです。そのコースをプロデューサーの山内一典氏がゲームで何度も走り込み、実際にGT-Rでレーサーを横に乗せて初めて走った時の映像で、レーサーがとてもびっくりしていたのを覚えています。
25年経ってグランツーリスモはハードもPlayStation5となり、「4K、HDRで60FPS」や「レイトレーシング」、「DualSenseアダプティブトリガーによるペダルフィールの実感」・「ハプティックフィードバックによる路面の状況把握」・「Tempest3Dオーディオによるリアルサウンド」といった最新の機能が搭載され、ポリゴンポリゴンしていた画質から実際の映像と変わらない映像となりました。
そもそもパッドでレースゲームをする企画ですが、今回のグランツーリスモは、そのパッドで遊んでもとんでもなく気持ちいいです。DualSenseによるR2、L2のトリガーの重さや振動は良くできています。
グランツーリスモ7
最初「ミュージックラリー」という新モードを遊ばされます。時間内にゲートをくぐるタイムアタック的なゲームですが、走行距離でゴールドやシルバーといった設定がされています。
その後本編に入る前に簡単な設定があります。

GT4が綺麗になったような基本画面で、まずは外人の女性から中古車の購入を薦められます。

まずはお勧めされるハッチバックタイプの車からフィットを選びました。

その後カフェに行くことを薦められ、車を集めてこいと言われます。
レースで勝った際のプレゼントで貰える車ばかりなので、レースをすることにします。つるしの設定で勝てるレースですので、勝ってカフェに戻ると次のレースやサーキットが開放される仕組みです。

お約束のライセンスもあります。

まずはB級から挑戦。以前ような意地悪い設定タイムではないのかそんなに苦労しなくてもゴールドが取れます。フレンドのタイムも表示されるのですが、そちらのタイムと張り合う方が苦労します。

レースでは相手車両にグランツーリスモスポーツのランカーやカフェのマスターなんかも参加しています。

Gran Turismo Sophy(GTソフィー)
ソニーとポリフォニー・デジタルにより開発された、グランツーリスモトップランカーを破ったAIの名前です。
チェスや囲碁、将棋などのAIが人間を破ったと話題になっていますが、レースゲームにおいてトップゲーマーを破るAIが出てくるというのは凄いことだと思います。
タイムアタックでというのはまだ想像できますが、レースとなると他の車も走っており、接触するとペナルティもありますので相手車の動きにも対応しなくてはなりません。レースマナーにも対応しているわけです。
最近、ソニーはホンダとEV車の開発で提携しましたが、近い将来本格的なAIを搭載した自動走行の車が出るのかもしれません。
25年前にグランツーリスモを遊んだ時の衝撃は今でも忘れていませんが、25年経ってグランツーリスモは想像のはるか上をいっていました。
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