コリン・マクレー

スコットランド出身のラリードライバーで、WRC通算25勝しており、スバルのラリー疎明期を支えたドライバーです。
1993年ラリーニュージーランドでスバル・レガシーで初のWRC勝利を飾ります。
1995年スバル・インプレッサでドライバーズチャンピオンを獲得、スバルもマニファクチャラーズタイトルを獲得します。
自分の事ですが、当時レガシーといえばワゴンでしたが、WRCが好きでセダンを買いました。当時マフラーとコンピューターと足回りだけいじっていました。リッター4キロととても燃費の悪い車でしたが、ポテンシャルはとんでも無かったです。高速でベンツの覆面に止められたこともありました。「レガシーといったらワゴンちゃうん、セダンとかなんで買ってるんや」ってよく言われたものです。
2007年9月15日(この記事を書いているのが9月15日でした)自宅のあるラナーク周辺にて、自身で操縦していた自家用ヘリが墜落し、39歳の若さで亡くなってしまいます。
WRCの関係者のみならず、世界中のモータースポーツ関係者に深い悲しみを与えました。WRCの総合優勝もしたマーカス・グロンホルム、現トヨタWRCチームの監督をしているトミ・マキネン、スコットランド出身のF1ドライバーデビット・クルザード、MotoGPを代表する選手バレンティーノ・ロッシなど数多くの関係者から追悼の言葉が寄せられ、早すぎる死が惜しまれました。
その1年後、ラナークに1,100台のスバル車が集結し追悼イベントが開催されました。

ゲーム
1998年、Codemastersから「COLIN McRAE RALLY」が発売されました。
日本では、翌年の1999年PS版が「コリン・マクレー・ザ・ラリー」としてスパイクから発売されました。
管理人が「Codemasters」というゲーム会社を知ったきっかけになります。
そこから「colin mcrae rally 2.0」、「colin mcrae rally 3」、「colin mcrae rally 04」、「colin mcrae rally 2005」そして現在のDritシリーズにつながります。
2007年6月に発売された「colin mcrae: DiRT」この時のDritにはコリン・マクレーの冠があります。
その後、事故で亡くなられたため名前を使えなくなったのかもしれません。
しかし、今発売されている「Dart rally2.0」にはコリン・マクレーの軌跡を辿ることができるモードが追加されています。
今回、パッドでレースゲームをしてみた企画で、亡きコリン・マクレーを偲んで「Colin McRae’s Subaru Impreza 555」でスコットランドラリーコースを走ってみました。
マクレーが活躍していた頃は、マシンの後輪を大きく滑らせて走るドリフト走行が主流でしたが、セバスチャン・ローブがタイヤのグリップギリギリまで粘りマシンを滑らさせずに走るという極限の走りをして頭角を現します。今では、タイヤの性能をフルに使い切り必要以上に滑らせずに走る走り方でないと勝つことは難しいと言われています。しかし、ダートの醍醐味はドリフト走行にあると思います。
プレイは上手くありませんが、追悼の意を込めて走りたいと思います。
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